2022/02/07
このたび、私たちが取り組んでいるSDGsの活動を山梨日日新聞社の紙面(2022年1月18日)でご紹介いただきました。
弊社では「人と地球にやさしい環境をつくる」という経営理念のもと、SDGsを取り入れた生産体制の確立を目指しています。
改めて、地球と環境に対する私たちの活動について、ご案内したいと思います。
つくる責任 つかう責任
▲排出された豆がらなどの残渣
もやしの生産過程で、豆がら、根、もやしのかすなどが排出されます。
本来ならごみとして廃棄するものですが、2010年から専用の機械を導入して脱水を行い、1日700kgを乳牛の飼料に再利用。ごみの削減・食品リサイクルに努めています。
陸の豊かさも守ろう
▲充填されたパルプ
かいわれ大根など、培地を必要とする商品には紙の原料であるパルプを使用しています。
パルプは、廃棄の際に焼却しても化学物質が発生せず、土に戻しても微生物が分解してくれる環境にやさしい素材なのです。
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
工場内は大きな天窓を設け、太陽光がたくさん入るよう設計されているため明るく、無駄に電気を使用しません。
また、もやしを洗浄する際に使用する大量の水により、工場内の上層と下層に寒暖差が生じます。
天井を高くすることで気流が発生し空気を循環、冷暖房設備がなくても1年中適温を保つことができます。
▲設置されたソーラー温水システム
もやしの生産では、いずれの工程でも大量の水が必要になります。井澤では自社で地下水をくみあげ、ソーラー温水システムを利用し、太陽光で温めた地下水を使ってハウス内の温度管理を行っています。
山梨の豊かな自然を次世代に
山梨県は、富士山をはじめとした山々に囲まれた自然が豊かな土地です。
育まれた地下水をもとに、私たちはもやし、かいわれ大根、スプラウトや豆苗を大切に育てています。
郷土の恩恵に感謝し、限りある資源を守る思いを次世代に繋げることは、私たち大人の使命です。
その役割を担いながら、よりより商品を生産・ご提供できるよう、株式会社井澤はこれからもSDGsの活動に取り組んでいきます。